北条氏展 vol.3-2 北条義時とその時代 ー義時と実朝・頼経ー

会期終了

Information

 
会期2022年9月3日〜2022年10月23日
会場 鎌倉国宝館
入場料 一般:700円(600円) 小・中学生:300円(200円) ※( )内は20名以上団体料金
開館時間 9:00~16:30(入館は16:00まで) 
休館日 月曜日、9月20日(火曜日)、10月11日(火曜日) ※10月10日(月曜日・祝日)は開館
住所 鎌倉市雪ノ下2-1-1
公式HP https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kokuhoukan/28tennjikai.html

展示内容・解説

伊豆国の豪族・北条時政の子に生まれた北条義時(1163-1224)は、流人であった源頼朝の挙兵を助けたことから、後には鎌倉幕府執権の地位にまで昇りつめます。20代には数々の合戦を切り抜け、頼朝からも「家子専一」と評されて厚い信頼を得るだけでなく、頼家の13人の合議制には最年少の37歳で選ばれ、若い頃から御家人の中でも頭一つ抜けた存在であったことが窺われます。

鎌倉幕府第三代将軍源実朝と第四代将軍藤原頼経の時代は、北条義時の後半生にあたります。建仁三年(1203)、実朝が征夷大将軍に任じられた翌年に執権となり、名実ともに政治の中心になって若き将軍を補佐し、北条氏の権威を盤石なものとしました。そうしたなかで起きた実朝暗殺事件、後に公家将軍となる三寅の鎌倉下向、続く承久の乱など、この期に印象的な出来事の数々は、義時と鎌倉に大きな影響を及ぼしました。まさに激動の時代、これを乗り越えた先に、いずれ鎌倉が「武家の古都」と呼ばれるにふさわしい場所となることを、果たして義時は予期していたのでしょうか。

本展では、実朝と頼経、2人の将軍にまつわる資料で義時の動きを辿るほか、義時による大倉薬師堂の建立と造像、承久の乱に関する資料を特集してご紹介します。
(公式HPより)

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