花侵庵と現代作家:No.1 志村信裕

会期終了

Information

 
会期2022年10月1日〜2022年10月30日
会場 茶室「花侵庵」、小金井市立はけの森美術館2階ラウンジ
入場料 一般500円、中学生・高校生100円(会期中、1回のみ再入場可)
※障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料
※小学生以下無料
※10月29日(土)及び30日(日)は花侵庵の特別公開期間(東京都文化財ウィ
ーク)につき茶室内の作品観覧のみ無料
開館時間 10:00~16:00(受付は15:30まで)
休館日 月曜日・火曜日(10月10日は開館)、10月12日(水)
住所 〒184-0012東京都小金井市中町1-11-3
アクセス JR中央線武蔵小金井駅下車 南口より徒歩約15分、はけの道沿い市立第二中学校近く
武蔵小金井駅南口発 C o C oバスミニ野川・七軒家循環 「はけの森美術館」 下車徒歩1分
武蔵小金井駅南口発 京王バス武蔵境駅南口行き「中山谷」下車徒歩1分(美術の森北門より)
西武多摩川線新小金井駅発 C o C oバス中町循環「美術館入口」、「中山谷」下車徒歩1分(美術の森北門より)
京王線府中駅・調布駅発 京王バス武蔵小金井駅行き「前原坂」下車徒歩10分
公式HP https://www.hakenomori-art-museum.jp/exhibition

展示内容・解説

はけの森美術館の裏手にある美術の森緑地には、洋画家・中村研一(1895-1967)の住んでいた主屋(現附属喫茶棟)と並んで、茶室「花侵庵(かしんあん)」があります。絵を描くことと同様に、暮らしの一部として「作陶」や「喫茶」を楽しんだ中村が1961年に建てたもので、主屋と同じく建築家の佐藤秀三(ひでぞう)(1897-1978)が設計を手掛けました。両建物とも、小金井市初の国登録有形文化財(建造物)です。<花侵庵と現代作家>は、この「花侵庵」を会場に、現代アーティストによる作品展示を行うプロジェクトです。第一弾の本展では志村信裕(1982-)による映像作品が茶室空間に展開します。
志村は、日常生活の中の身近なもの―ボタン、リボン、バケツ、古書など―をモティーフに、またときにそれらをスクリーンとして用い、鑑賞者の思い出やそれらに付随する気持ちを想起させる映像インスタレーションを発表してきました。近年は、特定の地域に根ざした文化や歴史をテーマにリサーチを行い、その場所の目には見えない側面を引き出し提示する作品を制作しています。記憶や歴史といった「過去」を扱う志村の世界観は、なきものへの懐かしさや恋しさを感じさせながら、「今」という現実を静かに語り、そして「これから」についての想像を私たちに促します。今回、普段は意識が向かないところに目を向かせてくれる志村の作品が、茶室という空間とどのように呼応し、私たちの目前に現れるでしょうか。平素は非公開のはけの森美術館2階ラウンジでは、志村による45分の映像作品《Nostalgia, Amnesia》(2019)を含む展示をご覧いただきます。
(公式HPより)

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