岡﨑乾二郎 TOPICA PICTUS 再訪 赤白 青の40本の靴ひもと千の電話

会期終了

Information

 
会期2022年9月24日〜2022年11月6日
会場 Blum&Poe
入場料 無料
開館時間 12:00〜18:00
休館日 祝日
住所 東京都渋谷区神宮前1-14-34 原宿神宮の森5F
公式HP https://www.blumandpoe.com/exhibitions/topica_pictus_revisited

展示内容・解説

岡崎健次郎
TOPICA PICTUS 再訪 赤白
青の40本の靴ひもと千の電話
2022 年 9 月 24 日~11 月 6 日
東京
オープニング・レセプション:9月24日(土)午後6時~8時
Blum & Poe は、東京を拠点に活動するアーティスト、岡崎健次郎による 2 度目の個展「トピカ ピクトス再訪: 40 の赤、白、青の靴紐と千の電話」を発表できることを嬉しく思います。2021年10月、岡崎は重度の脳卒中を患った。6 か月以上の入院と厳しいリハビリの後、彼の体と心は目覚ましい回復を遂げ、絵を描くことができるようになりました。この経験により、岡崎は体と心と世界の関係を再発見しました。それはまた、彼に芸術的創造の重要性についての新しい視点を与えました. 本展は、退院後初の新作展示となります。

もう後戻りはできない――そう思った。二度と絵を描いたり書いたりすることはありません。利き手や利き足が使えず、手のひらを開いて何かをつかむことも、じっと立っていることも、ベッドの端に座ることができませんでした。以前の自分に別れを告げたとき、私は悲しみと痛みを感じました。それでも、私は気分が良く、爽快でさえありました。かつての自分(手放せなかった場所)と別れてしまったけれど、どこに行き着いたのだろう?

脳内の回路は、広大なネットワークを作成します。これらの回路は脳の異なる部分にあり、冗長性とレイヤーが組み込まれているため、この 3 次元ネットワークを 2 次元の図 (地図のようなもの) として描くことは困難です。時空は、脳のネットワークを探索するとき、4 次元でも捉えることができません。

打撃(ストローク)は、このネットワークに穴を開けました。穴は立体的な(単なる物理的な)損傷でしたが、脳への影響の程度は、立体画像への投影では測定できませんでした。これは、異なる位相空間内の回路間の異なる位相空間内にすでにボイドが存在しているはずだからです。

複雑な (そして圧縮された) 時空の 10 か月が経過しました。私の右手は今、絵を描いたり、タイピングしたり、書いたりしています。元の自分が戻ってきた気がしない。でも、右手で絵を描いたり書いたりしていると、誰かが訪れたことのある場所に、この体が再び訪れているように感じます。– 岡崎健次郎 TOPICA

PICTUSの名前の由来は、まずトポスから、アリストテレスが展開した修辞的な装置で、話者が自分の議論を見つけることができる情報源または場所を記述します。第二に、名前はラテン語のpictusから取られ、これは「塗装された」を意味します。岡崎は、彼の小規模な抽象画をトポスという包含要素として使用して、彼の影響を大まかに示唆し、それらを互いに並べて提示します。『TOPICA PICTUS Revisited: Forty Red, White, And Blue Shoesstrings And A Thousand Telephones』では、アーティストはトポスの下で団結します。ボブ・ディランの「Highway 61 Revisited」、ポーランドの民間伝承、または黙示などの概念への参照とともに、作品のタイトルには、絵画という行為を通じて記録され、ここに提示されています。 」
(公式HPより)

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