立山のお地蔵さま―苦しみに寄りそう―
Information
会期 | 2022年9月17日〜2022年11月6日 |
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会場 | 立山博物館 |
入場料 | 一般 200円(160円) 大学生 100円(80円) 高校生以下 無料 ※( )内は20人以上の団体料金です。 ※常設展(展示館2階及び3階)は別途観覧料が必要です(70歳以上と大学生以下を除く)。 ※手帳をお持ちの障がい者の方は付添の方1人まで無料です。 ※学校教育・社会教育で利用する児童・生徒の引率者は申請により無料となります。 |
開館時間 | 午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで) |
休館日 | 月曜日(ただし10月10日は開館)、10月11日(火曜日)、11月4日(金曜日) |
電話番号 | 076-481-1216 |
住所 | 〒930-1406 中新川郡立山町芦峅寺93-1 |
アクセス | ○富山地方鉄道立山線「千垣駅」下車歩約2km ○町営バス「千垣駅前」で乗車、「雄山神社前」下車(町営バスは日曜日運休) |
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公式HP | https://www.pref.toyama.jp/1739/miryokukankou/bunka/bunkazai/home/kikakuten/2022-r04_l-ex_0917-1106.html |
展示内容・解説
「山中に地獄あり」と信じられた立山は、その昔、地蔵霊場としても広く知られており、米国・ワシントンのフリーア美術館所蔵の『地蔵菩薩霊験記絵巻』(鎌倉時代)には、女性の亡者の身代わりとなって立山地獄の業火に焼かれるお地蔵さまが描かれています。
やがて、立山信仰の中核の座は阿弥陀さまに移りますが、江戸時代に制作された「立山曼荼羅」にも多くの場面でお地蔵さまの姿が描かれています。
そして、現在も県内外に立山ゆかりのお地蔵さまが伝わり、その土地の人々や訪れる人々の心のよりどころとされています。地獄の救い主とされたお地蔵さまへの信仰は、立山の豊かな伏流水のごとく人々の心に沁みわたっているようです。
本企画展では、ときに身を捨ててまで人々の苦しみに寄りそうお地蔵さまの姿かたちを、立山ゆかりの説話や絵画、仏像から紹介します。
(公式HPより)