茶のうつわ-堺環濠都市遺跡から出土した名品-
Information
会期 | 2022年9月17日〜2022年10月16日 |
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会場 | さかい利晶の杜 |
入場料 | 一 般:300円(10名以上の団体は240円) 高校生:200円(10名以上の団体は160円) 中学生以下:無料(堺市内・市外問わず) ※「千利休茶の湯館」「与謝野晶子記念館」の観覧券で企画展示室にもご入場いただけます。 |
開館時間 | 午前9時~午後6時(最終入館 午後5時30分) |
休館日 | 会期中無休 |
電話番号 | 072-260-4386 |
住所 | 〒590-0958 大阪府堺市堺区宿院町西2丁1番1号 |
アクセス | 【 阪堺線 宿院駅 】より徒歩1分 【 南海高野線 堺東駅 】よりバスで約6分 【 南海本線 堺駅 】より徒歩で約10分/バスで約3~5分 最寄りバス停:「宿院」下車 徒歩1分 |
地図 | Google MAPで見る |
公式HP | https://www.sakai-rishonomori.com/exhibition/japanese_tea_ceramics/ |
展示内容・解説
室町時代から江戸時代にかけての堺のまちは、堺環濠都市遺跡(SKT)として土中に埋もれています。特に慶長20年(1615)の大坂夏の陣で被災したまちの遺跡は現地表面から1m前後の深さにおいて、良好な状態で広範囲に残っていることがわかっています。この遺跡では昭和50年にはじめて調査が実施されて以降、これまでに1300件を超える調査が行われ、町屋や蔵、道路、濠の跡などが見つかるとともに、自治都市・貿易都市として繁栄していた当時を物語る数多くの土器・陶磁器などが出土しています。これらは、当時の人々の社会や生活・文化を再現するうえで貴重な資料となっています。
なかでも、武野紹鷗や千利休などの茶人が活躍した堺では、「茶の湯」に関連する陶磁器が多数発見され、ポルトガル人宣教師により「数奇と呼ばれる新しい茶の湯が始まった」とされる堺のまちを象徴するものとして注目されます。
本展では、これまでの調査で見つかった茶陶のうち、慶長20年の戦火で被災したまちの跡から出土した名品を中心に約100点を展示し、千利休没後のいわゆる「織部様式」の茶の湯を探ります。
(公式HPより)