江戸狩野派と馬
Information
会期 | 2022年10月1日〜2022年12月4日 |
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会場 | 馬の博物館 |
入場料 | 大人200円、小・中・高校生30円 ※毎週土曜日は小・中・高校生無料 ※障がい者手帳をお持ちの方は無料(介護者は原則1名半額) |
開館時間 | 10:00~16:30(入館は16:00まで) |
休館日 | 月曜日(10月10日は開館)、 10月11日(火)、11月1日(火) |
電話番号 | 045-662-7581 |
住所 | 〒231-0853 神奈川県横浜市中区根岸台1-3 |
アクセス | 〇横浜市営バス「滝の上」下車すぐ ・JR根岸駅 2番乗り場から[21系統・桜木町駅前行]乗車(所要時間:約7分) ・JR桜木町駅 6番乗り場 又はみなとみらい線日本大通り駅1番出口 日本大通り駅県庁前バス停から[21系統・市電保存館前行]乗車(所要時間:約25分) ・JR横浜駅東口 7番乗り場 又は京急線日ノ出町駅 日の出町1丁目バス停 又は市営地下鉄伊勢佐木長者町駅 伊勢佐木長者町駅前バス停から[103系統・根岸台・本牧車庫前(御所山)・根岸駅前行]乗車(所要時間:約35分) 〇タクシー利用時の所要時間 ・JR根岸駅から:約5分 ・JR桜木町駅から:約20分 ・JR横浜駅から:約30分 |
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公式HP | https://www.bajibunka.jrao.ne.jp/uma/event/event_20220819.html |
展示内容・解説
馬の博物館では、これまで馬の文化に関わる博物資料を収集してきました。そのなかには、江戸狩野派の絵師たちによる馬の絵が多く含まれています。本展では、これまで収集してきた作品に借用作品や新収蔵作品を加えて、馬が描かれた26件の江戸狩野派作品を展示替えを行いながら展示します。
狩野派は室町幕府に御用絵師として仕えた狩野正信を祖とする画派です。江戸幕府が開かれた後、狩野探幽やその弟の尚信、安信等を中心とする狩野派絵師が江戸に拠点を移します。このときに江戸を拠点とした狩野派絵師を中心とした集団を江戸狩野派と呼びます。江戸狩野派は、江戸城の障壁画や外交儀礼の際に贈答品となる屏風の制作等の国家事業を担いました。さらに、諸国各藩の大名に仕えた藩絵師の多くも江戸狩野派に学んだ絵師たちでした。江戸狩野派は、武家政権と強く関係した画派と言えます。
また、武家諸法度に「文武弓馬の道」と記されるように、武士にとって馬は欠かせない存在でした。馬も武士の権威と強く結びついた動物だったと言えます。そのため、狩猟図や合戦図といった武士の理想像や教訓、権威を示す絵の中には馬が重要な役割を果たす画題が多くあります。加えて、狩野派は多様な画題を手がけた画派であり、人と馬の関わりから生まれた文芸作品を題材にした絵も制作しています。
本展を通して、日本最大の画派とも言える狩野派が描いた馬の絵を楽しんでいただければ幸いです。
(公式HPより)