時を超えるイヴ・クラインの想像力―不確かさと非物質的なるもの

会期終了

Information

 
会期2022年10月1日〜2023年3月5日
会場 金沢21世紀美術館
入場料 一般 1,400円(1,100円)/ 大学生 1,000円(800円)/小中高生 500円(400円)/ 65歳以上の方 1,100円
※( )内は団体料金(20名以上)及びウェブチケット料金
開館時間 10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで)
※観覧券販売は閉場の30分前まで
休館日 月曜日(ただし10月10日、10月31日、1月2日、1月9日は開場)、 10月11日、11月1日、12月29日〜1月1日、1月4日、1月10日
電話番号 076-220-2800
住所 石川県金沢市広坂1-2-1
アクセス JR金沢駅から
路線バス:
JR金沢駅バスターミナル 兼六園口(東口)3番、7番乗り場よりバスにて約10分「広坂・21世紀美術館」にて下車すぐ。兼六園口8~10番乗り場よりバスにて約10分「香林坊(アトリオ前)」下車、徒歩約5分。
城下まち金沢周遊バス
JR金沢駅バスターミナル東口6番乗り場から約20分「広坂・21世紀美術館(石浦神社前)」にて下車すぐ

― タクシー
JR金沢駅東口タクシー乗り場から約10分
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公式HP https://www.kanazawa21.jp/yvesklein/

展示内容・解説

荒廃した戦後の「タブラ・ラサ(白紙)」ともいえる状況から、フランス人作家、イヴ・クラインは新しい人間性を探求する作家として、彗星のごとく登場しました。その時代、イタリアでは空間主義運動、日本では具体などが展開されていました。本展は、イヴ・クラインを中心に、こうした同時代作家、さらに現代の作家を加えて、彼らの芸術に共通する「非物質性」というテーマを浮かび上がらせます。クラインは、アクションやパフォーマンスを通して、青に代表される色や火、水、空気などを用いることで芸術を物質としてみせるのではなく、「感性」を通してふれられるようにしました。精神の自由や宇宙的な想像力にみるものを誘うその表現は、同時代のみならず、ポストインターネット世代を含む現代の芸術家たちにも大きな影響を与えています。私たちは、現在、気候変動やウイルス、インターネット情報環境が生み出す混乱など、無数の「見えないもの」に影響を受け、実体が見えない不確かさ、不安の中にいます。イヴ・クラインほか本展の芸術家たちの革新的な試みは、いま、ここにないものを感じ、想像し、不確かな現在を乗り越えていく喜びと力を私たちに与えてくれることでしょう。
(公式HPより)

アーティスト

  • イヴ・クライン

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