特別展「小堀遠州と金沢」

会期終了

Information

 
会期2022年10月1日〜2022年12月18日
会場 金沢市立中村記念美術館
入場料 一般 310円
団体(20名以上) 260円
65歳以上 210円
高校生以下 無料
開館時間 午前9時30分~午後5時
(ただし受付は4時30分まで)
休館日 毎週月曜日(祝日の場合は翌平日) 年末年始(12月29日~1月3日) 展示替え期間
電話番号 076-221-0751
住所 〒920-0964 石川県金沢市本多町3-2-29
アクセス 金沢駅兼六園口(東口)バスのりばから 18系統「東部車庫」「金沢学院大学行き 」で「本多町」下車 徒歩3分
金沢駅兼六園口(東口)バスのりばから城下まち金沢周遊バスで「本多町」下車 徒歩3分
金沢ふらっとバス(菊川ルート)「ふるさと偉人館」下車 徒歩3分
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公式HP https://www.kanazawa-museum.jp/nakamura/exhibit/index.html

展示内容・解説

小堀遠州(天正七~正保四:1579-1647)は近江国に生まれ、通称作介、名は正一(のち政一)といいます。父新介とともに大和郡山城へ赴き、大和豊臣家の廃絶に伴い伏見の六地蔵に移ると、ここに隠居していた古田織部について茶の湯を学びます。千利休から続くわび茶の理念と織部の様式を受け継ぎ、江戸時代寛永年間には三代将軍家光の茶頭として、武家の茶の湯を確立しました。幕府の作事奉行として陽成院仙洞御所や駿府城の造営に携わり、その功績によって従五位下遠江守に叙せられ、現在は小堀遠州の呼称で知られます。
 遠州と加賀藩との関係は、加賀藩二代藩主前田利長が遠州の弟仁右衛門の三男小堀重政を、また三代利常が遠州の娘婿小堀新十郎を召し抱えました。遠州は利常の茶道具収集にあたって相談を受け、茶の湯についての問答も交わし、四代光高についても茶会に招いたり、自作の花入を贈ったりするなどして深く交流した様子が窺えます。また加賀藩重臣達とも親交があったことが、今に残る道具から伝わります。
 本展覧会では、小堀遠州と、加賀藩主前田家や加賀藩重臣たちとの交流の跡を今に伝わる茶道具からたどるとともに、遠州にまつわる茶人達の茶道具を展示します。併せて、現在も多くの人が親しむ金沢の茶の湯について、藩政期以来続く大樋焼と寒雉釜をはじめとする金沢で製された茶道具の展示を通して紹介します。
 なお本展覧会は、遠州流茶道全国大会金沢大会にあわせて特別企画し開催いたします。
(公式HPより)

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