惹かれあう美と創造 —陶磁の東西交流

会期終了

Information

 
会期2022年10月29日〜2022年12月18日
会場 出光美術館
入場料 一般1,200円/高・大生800円
中学生以下無料(ただし保護者の同伴が必要です)
※障害者手帳をお持ちの方は200円引、その介護者1名は無料です
開館時間 午前10時~午後4時(入館は午後3時30分まで)
休館日 月曜日
電話番号 050-5541-8600
住所 〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-1-1 帝劇ビル9階
アクセス JR「有楽町」駅 国際フォーラム口より徒歩5分
東京メトロ有楽町線「有楽町」駅/都営三田線「日比谷」駅 B3出口より徒歩3分
東京メトロ日比谷線・千代田線「日比谷」駅 有楽町線方面 地下連絡通路経由 B3出口より徒歩3分
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公式HP http://idemitsu-museum.or.jp/exhibition/present/

展示内容・解説

珍しい造形や異国情緒溢れるデザイン。世界各国の陶磁器はバラエティーに富み、人々の生活を豊かにしてきました。実際に使用するだけでなく、その美しさを鑑賞する楽しみをもつ陶磁器は、地域の風土や価値観、宗教などによって育まれた、個々の文化の結晶とも言えるでしょう。 一方で、アジア、ヨーロッパと、各地の陶磁史を見渡してみると、人々が東西に交流を重ねることで創造された "惹かれあう美" の側面も見えてきます。
少なくとも今から2000年以上も前、中国をはじめとする東アジア世界では、陸・海のシルクロードを介して、中央アジアや西アジア世界との交流・交易が盛んとなります。また、航海技術が向上して長距離の航行や、大量の交易品を運ぶことが可能になると、人々は莫大な利益を求めて遠洋へ旅立ち、やがて15世紀からはヨーロッパを中心とする大航海時代へと発展します。アジア地域のみならず、ヨーロッパ、さらにはアメリカ新大陸へと、世界はつながっていったのです。
陶磁器は各時代で、互いの美しい装飾や技術に惹かれあって発展してきました。他の国や地域の陶磁器を受容したり、あるいはその魅力に惹かれ、それを模倣したり、また自分たちの美意識を反映させた新しい陶磁器をつくってきたのです。ときに戦争・紛争により断絶する交流の歴史ですが、文化の繋がりを可視化するやきものは、国や民族の境をこえて、わたしたちの想像をはるかに超える東西交流の物語を伝えてくれるのです。 古今東西の交流を通して生み出された陶磁器の美の世界をお楽しみください。
(公式HPより)

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