磯崎新 Arata Isozaki : Form and Spirit
Information
会期 | 2022年11月2日〜2022年12月24日 |
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会場 | MISA SHIN GALLERY |
入場料 | 無料 |
開館時間 | 火~土/12:00~19:00 |
休館日 | 日月祝 |
電話番号 | 03-6450-2334 |
住所 | 〒106-0047 東京都港区南麻布 3-9-11 パインコーストハイツ 1F |
アクセス | ○東京メトロ日比谷線 広尾駅より南部坂を経由し徒歩約12分 ○東京メトロ南北線・三田線 白金高輪駅より薬園坂を経由し徒歩約15分 |
地図 | Google MAPで見る |
公式HP | https://www.misashin.com/exhibitions/arata-isozaki-form-and-spirit-jp/ |
展示内容・解説
MISA SHIN GALLERYは、11月2日(水)から12月24日(土)まで、磯崎新による個展「Arata Isozaki : Form and Spirit」を開催いたします。
本展では1970年代の代表作、群馬県立近代美術館から1990年代の水戸芸術館など、自身の設計した建築の基本コンセプトを抽象化し、視覚化したドローイングやシルクスクリーン作品を中心に展示いたします。
「建築は、地形の特性も、生活の臭いも、背後のわい雑な電柱や看板もない。純粋な幾何学性をもった空間や、ひとつの形式としての構造体でしかない。その有様だけをシルクスクリーン で定着する。<還元シリーズ>は、そこで、幾何学的な立体、架構体、そしてプライマリーな色彩、それだけに還元された建築の原始形態なのである。」 磯崎新
建築物の完成形を逆にたどり、基本コンセプトを抽出することで現れるのは、「群馬県立近代美術館」の立方体、「北九州市立中央図書館」、「神岡町役場」にみられる円筒や半円筒、「北九州市立美術館」の直方体、「水戸芸術館」の正四面体などの抽象形態です。磯崎の「還元」シリーズは、建築における三次元的な内部空間や、人が介入することによって生まれる体験や見え方、周りの環境との呼応など、設計から完成後にわたって発生するさまざまな要素を削ぎ落とし、建築を建築家の手から生まれる瞬間のイメージに戻して視覚化することであり、また自身の仕事の再解釈でもあります。
これら還元された抽象形態の立体化を試みた、近作の水戸芸術館とハラ・ミュージアム・アークの3Dプリント作品に加え、パステルによるドローイングなども展示いたします。
建築のみならず、思想、美術、デザイン、演劇などジャンルや時代を超えて、半世紀以上にわたり問題提起を生み出す磯崎の、活動の精神とその形をどうぞご高覧ください。
(公式HPより)