小泉圭理「stick はりつき / 棒きれ」
Information
会期 | 2022年12月3日〜2022年12月25日 |
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会場 | TALION GALLERY |
入場料 | 無料 |
開館時間 | 11:00〜19:00 |
休館日 | 月・火・祝日 |
電話番号 | 03-5927-9858 |
住所 | 〒171-0031 東京都豊島区目白2-2-1 B1 |
アクセス | JR山手線目白駅より徒歩6分 東京メトロ副都心線 雑司ヶ谷駅より徒歩2分 |
地図 | Google MAPで見る |
公式HP | https://taliongallery.com/ |
展示内容・解説
タリオンギャラリーでは、小泉圭理による個展「stick はりつき / 棒きれ」を開催いたします。
小泉圭理は、身体の交わりやその隠喩としての事物の交接をモチーフとして、ペインティングやドローイング、石膏や木材を用いた立体などを制作している。その平面作品では輪郭が強調され伸びやかにデフォルメされた人間の身体像が繰り返し描かれるが、絵画の歴史のなかで繰り返し描かれてきた身体というモチーフは、小泉の作品群では皮膚の質感や肌理といった表層におけるリアリティを周到にはぐらかし迂回しながら、なおフォルムの次元において、重力にも耐えうる人間の身体であり続けようとしている。それはヴォイドとアーチ、梁や柱などの構成からなる建築的な構造物のようであり、人間的な生気や性愛を収容するための空虚な器のようでもある。
制作活動を通じて、描くこと、展示することの意味を問い直すため、小泉は 2022 年より 「Livers ( レバース )」という、NFTとして発行される作品シリーズの制作を始めている。デジタルデータ上の制作で重要な点は「やり直せる」ことだと言う小泉は、加筆と取消しを何度も繰り返す、非効率的に思われる作業をデジタル作品の強度とし、画像に取り込む方眼状のもの、 LEGO や Minecraft、ドット絵なども、要素を付けたり取ったりする作業の積み重ねで形づく られている。本展は「はり付き」と「棒きれ」という背中合わせの概念に基づく無数の具体的なモチーフから生まれた作品によって構成され、Liversにおける気づきやアイデアが応用されたフィジカルな展覧会を提示する。
(公式HPより)
アーティスト
- 小泉圭理