Osaka Directory 3 supported by RICHARD MILLE 遠藤 薫

会期終了

Information

 
会期2023年1月20日〜2023年2月26日
会場 大阪中之島美術館
入場料 無料
開館時間 10:00~17:00
休館日 月曜日休館(開館日は開場)
電話番号 06‐6479‐0550
住所 〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島4丁目3−1
アクセス ○中之島線 渡辺橋駅(2番出口)より南西へ徒歩約5分
○淀屋橋駅(7番出口)より土佐堀川を越え西へ徒歩約15分
○Osaka Metro四つ橋線 肥後橋駅(4番出口)より西へ徒歩約10分
○Osaka Metro御堂筋線 淀屋橋駅(7番出口)より土佐堀川を越え西へ徒歩約15分
○JR大阪環状線 福島駅/東西線 新福島駅(2番出口)より南へ徒歩約10分
○JR大阪駅より南西へ徒歩約20分
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公式HP https://nakka-art.jp/exhibition-post/osaka-directory-dir3/

展示内容・解説

大阪中之島美術館は関西・大阪21世紀協会とともに、「Osaka Directory」の第3弾、遠藤薫(えんどう・かおり)の個展を開催します。

遠藤薫(1989年、大阪生まれ)は国内外各地で、その地に根ざした工芸や歴史、生活と密接に関わる政治との関係性を紐解き、主に「布」を用いて作品を制作してきたアーティストです。それらを「使う」こと自体によって、工芸的と名指しされるものが、社会のなかでどのような位置にあるかを表現してきました。

本展覧会では、今回のために石垣島で制作された丸木舟を展示します。丸木舟は、沖縄を含む南西諸島では1950年代頃まで、漁船としてだけでなく、荷物の運搬や移動手段としても活用されていました。展示する舟の帆は、沖縄の米軍嘉手納基地の敷地内で黙認されてきた耕作地に生える糸芭蕉(バナナの一種)の繊維でできています。作家が自ら繊維を取り出し、芭蕉布を織り上げ、帆に仕立てました。
本展は、芭蕉布と沖縄・八重山列島をめぐるパイパティローマ伝説(*)と、基地からの副産物で創られる沖縄の民芸品について、弱さとも強さとつかない柔らかで痛切な「人の営み」に視線を向けています。インスタレーションに組み込まれた、日用品に限らない「生活の中で用いられてきたもの」から、その土地に暮らす人々の記憶から切り離せない政治や歴史的背景の存在を感じることができるでしょう。
(公式HPより)

アーティスト

  • 遠藤 薫

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