桑原 甲子雄・濱谷 浩 作品展 「東京 1930年代」

会期終了

Information

 
会期2023年1月5日〜2023年2月5日
会場 JCIIフォトサロンでは
入場料 無料
開館時間 10:00~17:00
休館日 毎週月曜日(祝・祭日の場合は開館)
住所 102-0082 東京都千代田区一番町25番地 JCIIビル
アクセス 東京メトロ◎半蔵門線半蔵門駅下車 4 番出入口より徒歩 1 分
東京メトロ◎有楽町線麹町駅下車 3 番出入口より 徒歩 8 分
都営バス「都03 (四谷駅 - 半蔵門 - 日比谷 - 銀座四 - 晴海埠頭)」
都営バス「宿75 (新宿駅西口 - 東京女子医大前 - 四谷駅前 - 半蔵門 - 三宅坂)」
半蔵門停留所下車 徒歩 4 分
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公式HP https://www.jcii-cameramuseum.jp/photosalon/2022/11/15/32522/

展示内容・解説

桑原甲子雄と濱谷浩は、ともに東京下谷区(現・台東区)生まれの幼馴染で、年下の濱谷が写真を始めたことをきっかけに桑原もカメラを手にします。のちの濱谷は民俗・風土・自然をテーマに世界で活躍する写真家となり、アマチュアとして写真を続けた桑原は、戦後に写真雑誌の編集者・評論家となりました。本展では、終生信頼関係にあったふたりが撮影を始めた頃にとらえたそれぞれの東京(66点、すべてモノクロ)をご覧いただきます。

 15歳で初めてカメラを手にした濱谷は、その重量感に「かつて経験したことのない不思議な引力、充実感に心を奪われた」といいます。また、健康を害して家業を継いでいた桑原は、「うっとおしい時代、うっとおしい青春の自意識が、駆って写真うつしに走らせたのだろう」と振り返っています。1930年代という不穏な社会状況にあって、写されているのは世田谷のボロ市、浅草の賑わい、行き交う物売り、店屋の看板など。風俗だけでなく、時代の複雑な気分までもがレンズの客観性によって写しとめられているのは、桑原と濱谷なればこそといえるでしょう。
(公式HPより)

アーティスト

  • 桑原 甲子雄
  • 濱谷 浩

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