中丸雪生と交友の画家たち

会期終了

Information

 
会期2023年4月22日〜2023年6月11日
会場 泉美術館
入場料 一般:500円(400円)
学生:250円(200円)
中学生以下:無料
※( )内団体料金
開館時間 11:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日
電話番号 082-276-2600
住所 〒733-0833 広島市西区商工センター2丁目3番1号 エクセル5階
アクセス ○JR 山陽本線「新井口駅」より徒歩約15分
○広島電鉄 宮島線「商工センター入口駅」より 徒歩約15分
○広島電鉄 宮島線「草津南駅」より 徒歩約10分
地図 Google MAPで見る
公式HP https://izumi-museum.jp/1987/

展示内容・解説

現在の広島市安佐北区安佐町飯室に生まれた中丸雪生(1893-1968)は、大阪、東京、京都などを転々としながら絵画を本格的に学びます。家業を継ぐために画家への道は断念しましたが、自身の夢を託すかのように、生涯を通じて多くの芸術家と交流し、物心両面からその活動を支えました。その一端は、中丸家に残された美術作品や書簡類などからうかがい知ることができます。

同郷の画家である丸木位里が少年時代、通学路沿いに、いつも描きかけの絵を三脚にかけている家がありました。それが中丸邸で、位里はその上手さに強く刺激されたといいます。「飯室村には中丸雪生君がおった。(中略)中丸君の絵は小学校の頃わたしを感心させ、驚かせたものだ。」とのちに述懐しています。

中丸雪生は同じ飯室出身の丸木位里、中谷ミユキ、佐々木邦彦らの支援にとどまらず、近隣の広島市、千代田町(現・北広島町)、向原町(現・安芸高田市)といった県内出身の画家たちとも親しく交流しました。日本美術史の中でも重要な位置を占める靉光をはじめ、日本画家では、船田玉樹、浜崎左髪子、和高節二らの佳品が残り、中丸氏との親交が偲ばれます。

本展覧会では、わずかに残された中丸雪生の絵画作品、画稿や資料などを展示するとともに、交友のあった画家の作品や書簡類などの公開を通じて、広島の美術振興を陰で支えたその功績を紹介します。
(公式HPより)

アーティスト

  • 中丸雪生

近隣イベント

TOP