シエナ国立絵画館
Pinacoteca Nazionale
ルネサンス期イタリアでシエナを中心に活動したシエナ派の絵画を集めた美術館。ドゥッチョやシモーネ・マルティーニなど、13世紀から16世紀までの主要画家をほぼ網羅した一大コレクションを誇っています。18世紀後半、修道院長ジュゼッピ・チアッケリによる絵画収集を基礎とし、1816年に美術学校の付属美術館として発足。1930年に国に移管されブオンシニョーリ宮殿に移転、1932年に国立美術館として公開されました。シエナ派は優雅で装飾的、神秘主義的な画風が特徴。奇蹟を主な題材とする宗教画で、表現はしばしば超現実的です。3階の1号室から2階の37号室までシエナ派絵画が年代順に展示され、その歴史的な軌跡をたどることができます。4階はシエナの貴族スパンノッキのコレクションに充てられ、ルネサンス期のイタリアの作品が並びます。
- 開館時間
- 空欄はリサーチ不可(※公式サイトがイタリア語のみだったため)
- 定休日
- 入館料
- TEL
- 39 0577 281161
- URL
- http://pinacotecanazionale.siena.it/
- 住所
- Via San Pietro, 29, 53100, Siena, Italy
- 地図
- 所蔵作品
- シモーネ・マルティーニ「幼な児を抱く聖母」ドゥッチョ「フランシス会士の聖母」