最後の教室

Last classroom

クリスチャン・ボルタンスキー

作品解説
クリスチャンボルタンスキーは1944年生まれのフランスの彫刻家、写真家、画家、フィルムメーカーであり、写真インスタレーションと現代フランス語のコンセプチュアルスタイルで最も有名です。世界中で150以上の美術展に参加し、1990年から日本でも個展を開催しています。彼は一貫して芸術作品のテーマを”名もなき人びとの「生」と「死」”をしており、記憶を留めておくための芸術作品を製作しています。『最後の教室』は新潟県の大地の芸術祭2006年で制作されたジャン・カルマンとの共同作で、恒久設置となっています。廃校となった小学校の教室を利用しており、地域住民の人々から地域や学校にまつわる物を持ってきてもらい製作しました。エントランスから最も奥にある小さなスペースに、彼がこの街を訪れた記憶を残すかのように作られました。
制作年
2006年
素材/技法
木材、ガラス、照明具などを使ったインスタレーション
制作場所
日本
所蔵美術館
    越後妻有アートトリエンナーレ