モニュメント

Monument

クリスチャン・ボルタンスキー

作品解説
クリスチャンボルタンスキーの『Monument』=記念碑は彼の代表的なシリーズ作品です。クリスチャンボルタンスキーは1944年生まれのフランスの彫刻家、写真家、画家、フィルムメーカーであり、写真インスタレーションと現代フランス語のコンセプチュアルスタイルで最も有名です。彼自身はユダヤ人であり、ホロコーストの時代に生きた両親の元に生まれました。彼は”名もなき人びとの「生」と「死」”を一貫して作品の題材にし、人々の記憶に留められる作品を作り続けてきました。『Monument』は写真や古着、電球やビスケット缶を用いたインスタレーションで、この世に存在しなくなった人たちの思い出を見ているかのようです。クリスチャンボルタンスキーは同様の題材の作品をシリーズとして制作しています。
制作年
1986年
素材/技法
写真、照明器具
制作場所
不明
所蔵美術館
    作家蔵