睡蓮の池と日本の橋

The Japanese Footbridge and the Water Lily Pool

クロード・モネ

作品解説
モネはジベルニーに家を買った後、隣の土地が売りに出されているのを知り、そこを購入しました。そして川から水を引き込んで池を作り、太鼓橋を渡し、周囲に、一年中いずれかの花を楽しめる庭を作りました。モネはこの庭造りに夢中だったと言います。その中で生まれた傑作たちが「睡蓮」シリーズ。こちらの作品は、モネが精神が充実している60歳ごろ描かれています。そしてこの作品を境に、モネは花や自然より、それらを写すことで、モノそのものの様相を変える光へと興味が移っていくのです。
制作年
1899年
素材/技法
キャンバスに油彩
制作場所
ジヴェルニー
所蔵美術館
    プリンストン大学美術館