シー・ローゼズ(イエロー・ニルヴァーナ)

Sea Roses

クロード・モネ

作品解説
シー・ローゼズ(イエロー・ニルヴァーナ)はモネ晩年の作。お気に入りの「睡蓮」の池を描いたものです。当時モネは緑内障を患っていて、視力がおとろていました。そのせいもあってか、物の形ははっきりしません。とはいえ、モネが人生を通して求めたのは「光」。全てが黄色に見える池の、その瞬間の「光」を捉えて、このような作品になったのではないでしょうか。
制作年
1916年ごろ
素材/技法
キャンバスに油彩
制作場所
ジヴェルニー
所蔵美術館
    ナショナル・ギャラリー