服を脱ぐ女

Woman Removing Her Clothes

エゴン・シーレ

作品解説
「服を脱ぐ女」は構図が印象的です。エゴンシーレは早くから画家としての才能を発揮し、ウィーン分離派の中心人物でったグスタフクリムトにも気に入られ多様な手ほどきを受けています。そんな彼はグスタフクリムトの影響を受けつつも独自の作風を確立していきます。この作品でエゴンシーレは人体の輪郭を描く際に線を重ねています。これはこの時期にエゴンシーレが実験的に行っていた絵画手法です。またモデルの性的なポーズはエゴンシーレの相変わらずの特徴といえますが、肌の色に利用する色や描き方には変化が見られます。エゴンシーレは28歳で亡くなるまで独自のスタイルを確立させようと奮闘していたことが伺えます。
制作年
1914年
素材/技法
水彩、紙
制作場所
オーストリア
所蔵美術館
    個人所蔵