壊れた水車小屋

Broken Damm

エゴン・シーレ

作品解説
「壊れた水車小屋」はエゴンシーレが1916年に製作した作品ですが、従軍時代に描かれた可能性が最も高いと言われています。第一次世界大戦最にアトリエの近所の中流階級の娘エディト・ハルムスと結婚したエゴンシーレは、その数日後に軍に召集されてしまいます。しかしエゴンシーレはプラハへ従軍したものの、画家であることを告げると軍の司令官はエゴンシーレに配慮し、第一線で戦うことは免除されました。一歩で従軍中にさまざまなスケッチをする機会を得たエゴンシーレは戦時中の体験を絵画に多く残しています。勢いよく流れる水と壊れた木製の水車の様子はプラハ駐屯部隊からのインスピレーションであると考えられています。
制作年
1916年
素材/技法
油彩、キャンバス
制作場所
オーストリアまたはプラハ
所蔵美術館
    ニーダーザクセン州立博物館
ジャンル