ひまわり

Sunflowers

フィンセント・ファン・ゴッホ

作品解説
アルル時代にゴッホが描いた、花瓶に挿したひまわりの絵7点のうちの1点がこの作品です。これは、現在ロンドンのナショナル・ギャラリーが所蔵する「ひまわり」をもとに描かれています。ロンドンの「ひまわり」と同じ構図で描かれていますが、全体的な色合いやタッチなどの細部がロンドンのものとは異なり、ゴッホが複製としてではなく、色彩やタッチの研究のひとつとして「ひまわり」シリーズに取り組んでいたことがうかがえます。ゴッホにとってのひまわりは、南フランスの明るい太陽や未来への希望を反映するものでした。共同生活をする予定のゴーギャンの到着を待ちながら、二人の住まいとなる「黄色い家」に飾るためにひまわりの連作に着手したとも言われています。躍動感と色彩に溢れるひまわりの絵は、ゴッホの最も有名な傑作のひとつとなりましたが、ゴーギャンとの共同生活は2か月で破綻し、ゴッホは精神を病むこととなりました。
制作年
1888年
素材/技法
キャンバスに油彩
制作場所
フランス
所蔵美術館