「Ether」シリーズ

Ether

名和晃平

作品解説
「「Ether」シリーズ」は名和晃平による作品シリーズの1つです。人間の身体の大部分を占める「水」をテーマに、「水=命をもった存在の根源的な要素」であると考え、彫刻の作品を制作しています。「Ether」(エーテル)という言葉自体は、物理学や自然科学の分野が今ほど解き明かされていない時代に使われていた概念です。この考えの中から、植物における「光に向かう力」「根が水を求める力」真逆にはたらくふたつの力を表現し、植物だけでなく生命に全てが持っているその力を改めて知ることができます。
制作年
2014年
素材/技法
ミクストメディア
制作場所
不明
所蔵美術館
    BENESSE HOLDINGS