洸庭

KOHTEI

名和晃平

作品解説
「洸庭」は名和晃平とSANDWICH設計によるアートパビリオンです。広島県福山市の禅寺「天心山神勝寺(てんしんざんしんしょうじ)」で2016年にオープンした「神勝寺禅と庭のミュージアム」と同時に公開されました。WOWが名和晃平とともに手がけたのは、「洸庭」の内部に広がる瞑想のためのインスタレーション空間です。鉄柱で支えられた、なだらかな曲面からなるこけら葺ぶきの巨大な建物が、浮遊しているかのように建っていますおり、小さな扉から中に入ることができます。1度に入れるのはどんなに混んでいようと16名のみです。中は暗闇が広がっており、感覚を研ぎ澄ませることで、ようやく目の前でかすかにゆらめく水面を感じることができます
制作年
2016年
素材/技法
柿葺き(サワラ材)
制作場所
日本
所蔵美術館
    神勝寺 禅と庭のミュージアム