生命の樹

Tree of Life

岡本太郎

作品解説
大阪万博のシンボルとして制作された「太陽の塔」の内部の展示室に設置された「生命の樹」。高さ50メートルという大きな鉄鋼製のカラフルな木々は五大陸を表し、その枝にはアメーバや菌類などの原始生物から、海洋生物、恐竜、爬虫類、哺乳類、人類にいたるまで、さまざまな生物の模型が配置され、人類の進化しの歴史が表されています。大阪万博の終了後、太陽の塔の地下展示室は48年にわたり閉鎖されていましたが、耐震工事などを経て2018年に一般公開が再開され(要予約)、修復され現代の技術で一部アレンジされた生命の樹を見ることができるようになりました。
制作年
1970年
素材/技法
鉄鋼、他
制作場所
日本
所蔵美術館
    独立行政法人日本万国博覧会記念機構