母の塔

Tower of the Mother

岡本太郎

作品解説
川崎市岡本太郎美術館の屋外に展示されている、高さ30メートルの「母の塔」は、多摩川河畔に建てられた母・岡本かの子の文学碑「誇り」(岡本太郎作)と向き合う位置にあります。「タローホワイト」と呼ばれる特殊な真珠色のクラッシュタイルを本体の外装に用いて、「大地に深く根ざした巨木のたくましさ」「ゆたかでふくよかな母のやさしさ」「天空に向かって燃えさかる永遠の生命」のイメージが表現されています。館外展示のため、美術館に入館しなくても見ることができます。
制作年
1971年
素材/技法
GRCクラッシュパネル仕上、クラッシュタイル(スコルト加工)、人形彫刻:FRPブロンズ仕上
制作場所
日本