花嫁

bride

上村松園

作品解説
上村松園の1935年の『花嫁』は奈良ホテルで見ることができます。明治40年に着工、42年に創業された格式高いホテルの迎賓館を迎えるこの作品は、「真・善・美の極致に達した本格的な美人画」を描きたいと松園が述べていたように、日本の女性の美しさと気品が溢れています。女性が美しく優雅に描かれるのは松園の繊細な筆遣いと表現力の高さが生み出す賜物です。
制作年
1935年
素材/技法
不明
制作場所
京都
所蔵美術館
    奈良ホテル