サン・シスター
Sun Sister
ヤノベケンジ
作品解説
『サン・シスター』は東日本大震災の復興を祈念して建立された子ども像『サン・チャイルド』の姉のような存在として作られた作品です。『サン・チャイルド』は東日本大震災と福島第一原子力発電所事故からの復興と再生への願いを託した像として、福島市の施設に設置されましたが、防護服を着た子どもがヘルメットを脱いだ姿が放射能の風評被害を助長するという批判が起こりました。それに対し『サン・シスター』はステンレス・鉄でできた近未来的なワンピース姿で、希望の象徴としての「輝く太陽」を手に持ち大地に立つ少女像として制作されています。
制作年
2015年
素材/技法
FRP、ステンレススティール、鉄
制作場所
日本