キャベツの女
Woman with Cabbage
横尾忠則
作品解説
『キャベツの女』は横尾忠則が2017年に発表した新作アートです。横尾忠則はもともとグラフィックデザイナーとしての経験を積み、のちに画家としての道を選びましたが彼の人生において「死」とは重要なテーマであり、「死後の世界」や「精神世界」は彼のインスピレーション源でした。横尾忠則現代美術館では『横尾忠則の冥途旅行』展を開催し、人は死んだらどこへ行くのか?というテーマにフォーカスした展示を行いました。『キャベツの女』はこの美術館で展示されました。これは「謎の女」という21点のシリーズ作品のうちの一つで、顔の一部を蛙やキャベツ、トイレットペーパーといったオブジェによって覆い隠された女性たちが描かれています。横尾は今年で82歳ですが現役の画家としてアヴァンギャルドな作品を製作し続けています。
制作年
2017年
素材/技法
キャンバスに油彩
制作場所
日本