まぼろしの犬の山

奈良美智

作品解説
「まぼろしの犬の山」は奈良美智の作品一つで、1991年に描かれた初期の作品です。同年に奈良美智は「犬の山」「まぼろしの犬のピラミッド」といったシリーズでの作品制作を行っています。同じフォルムへの犬が集まった山が描かれており、空にはやはり同じフォルムの巨大な犬が浮かんでいます。縦162.5センチ、横64.5 センチの縦長に描かれたこの作品は掛け軸のようで、日本的な美術を連想させます。
制作年
1991年
素材/技法
コットン・アクリル
制作場所
日本
所蔵美術館
ジャンル