自画像(ルーベンス)
Self portrait
ピーテル・パウル・ルーベンス
作品解説
ピーテル・パウル・ルーベンスは祭壇画、肖像画、風景画、神話画や寓意画も含む歴史画など生涯に2000点とも3000点ともいわれる作品を残しましたが自画像も数枚製作しています。彼は画家として大成功を収めたうえに、外交官としても活動、7ヵ国語を操り、歴史や文学に精通し、さらにはスペイン王とイングランド王からナイトの爵位を与えらています。人生を全うした成功者の自画像には自信と風格が溢れています。この自画像は皇太子であったチャールズ1世のために制作した自身の肖像画です。
制作年
1623年
素材/技法
油彩・板
制作場所
マドリード(?)