宿鴨宿鴉

Birds at Roost

竹内栖鳳

作品解説
『宿鴨宿鴉』は、木が生い茂る水辺で、ねぐらに帰ってきた鴨とカラスを描いた作品です。一匹、ポツンととまっているカラスが、夕暮れ時の寂しさをよく表していますよね。奥行きが深く見えるのは、左右の木立を墨の濃淡で描き分けているため。この作品は、1914年からはじまった横山大観、川合玉堂、竹内栖鳳による淡交会展の第3回展に出品されました。
制作年
1926年
素材/技法
絹本着色
制作場所
京都
ジャンル