春雪

Spring Snow

竹内栖鳳

作品解説
カラスが1羽、小舟の舳先で羽を休めています。周りには、漂うような軽い春の雪。けれどその中にあるカラスは、まるで突き放すように冷たく、寂しそうなのです。『春雪』は、栖鳳晩年の作。実際彼は、この絵を描き上げた5ヶ月後に亡くなっています。
制作年
1942年
素材/技法
絹本着色
制作場所
京都
ジャンル