中国の美術館(16件)
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奈義町現代美術館
(Nagi Museum Of Contemporary Art)Nagi MOCA(ナギ・モカ)の愛称で知られる岡山県の「奈義町現代美術館」は、日本を代表する建築家の1人である磯崎新の建築設計で、1994年に開館しました。作品と建築の融合が特徴で、世界で活躍する荒川修作+マドリン・ギンズ、岡崎和郎、宮脇愛子の4人のアーティストに依頼し制作された作品に合わせて美術館が設計されています。太陽、月、大地と名付けられた3つの展示室はユニークな外観を持ち、奈義町の春〜秋の美しい草木の色や冬の白い雪の中で均整の取れた調和を見せてくれます。豊かなスケールを持つ常設作品の他、国内外の注目の現代アーティストによる絵画、版画、彫刻などの企画展も随時行われています。
〒708-1323 岡山県勝田郡奈義町豊沢441 -
高梁市成羽美術館
(Nariwa Museum)美術館と博物館(考古学)の複合文化施設。岡山県出身の画家・児島虎次郎の作品と、彼が収集した古代エジプトを中心とする美術品、そして成羽町で採掘された三畳紀後期の植物群の化石を3本柱として展示しています。児島虎次郎は明治時代、黒田清輝や藤島武二らに師事した後、ベルギーに留学してヨーロッパの美術技法を学びました。当時としてはまだ珍しかった西洋風の色鮮やかな表現方法を取り入れ、自らの画風を追求しながら、同時に学術的にも価値のある陶器など海外の古美術品を日本に持ち帰り、日本の芸術発展に寄与しました。高梁市成羽美術館では児島虎次郎と同時代の岡山出身の画家の作品も所蔵しています。また、成羽町の植物化石は日本最古の森林のものといわれ、ナリワエンシス、ナリウェンシスなど、町名にちなんで命名された新種の化石も多数あります。
〒716-0111 岡山県高梁市成羽町下原1068-3 -
犬島アートプロジェクト
(Inujima Art Project)瀬戸内海の離島・犬島(岡山県)で行われているアートプロジェクト。長く打ち捨てられていた銅精錬所を再生した「犬島精錬所美術館」、かつて集落内にあった古民家の建材とアクリルやアルミを組み合わせて作ったギャラリー「犬島 家プロジェクト」、島の風土・文化に根ざした自給自足型ガーデン「犬島 くらしの植物園」などがあります。犬島精錬所美術館では、建築家・三分一博志による環境負荷の少ないエネルギー循環システムに、近代文化に警鐘を鳴らす柳幸典のアート作品が展示され、歴史的遺構と環境とアートの融合を体験できます。家プロジェクトはアーティスティックディレクター長谷川祐子と建築家の妹島和世(SANAA)による企画展スペースで、個性あふれる家にぴったりの展示を楽しめます。
〒703-8153 岡山県岡山市東区犬島 -
大原美術館
(Ohara Museum of Art)倉敷市の実業家・大原孫三郎が1930年に創立した、日本初の西洋美術メインの私立美術館。大原が同郷の画家・児島虎次郎に資金援助を行って一任し、児島がヨーロッパなどで買い付けたエル・グレコの名画「受胎告知」のほか、ゴーギャン、モネなどの絵画が、今も大原美術館のコレクションの中心となっています。まだ日本に美術館が数えるほどしかなかった昭和初期に西洋美術を紹介する美術館を作った大原の先見性と、現代でも評価の高い画家の作品を収集した児島の審美眼に支えられ、今では近代〜現代の西洋と日本の美術、民芸運動にかかわった作家の作品も展示しています。社会貢献の一環として文化に投資した大原のスピリットを引き継ぎ、定期的な美術講座や、ギャラリーでの音楽コンサートも催しています。
〒710-8575 岡山県倉敷市中央1-1-15 -
夢二郷土美術館
(Yumeji Art Museum) -
尾道市立美術館
(Onomichi City Museum of Art)尾道市の千光寺公園にある、フランス絵画と尾道ゆかりの画家の作品の美術館。1980年に旧・NHK放送局の跡地に創立され、2003年には建築家・安藤忠雄による設計で改築。ジョルジュ・ルオー、ジュール・デュプレ、エマニュエル・ダモアなどの西洋絵画と、小林和作、森谷南人子、平田玉蘊、戸塚孝三郎、西原務、溝上豊太郎、丸木スマなどの油彩画、日本画、水彩画、版画、写真、彫刻、工芸、書などを収蔵しています。尾道市立美術館は、しまなみ海道を一望できるロケーションに位置し、寄せ棟造に本瓦葺の本館と、無機質なコンクリートとガラスを組み合わせた新館のマッチングにも注目です。春には千光寺公園の桜も楽しめ、珍しい鬱金桜・御衣黄桜も見られます。
〒722-0032 広島県尾道市西土堂町17-19(千光寺公園内) -
広島県立美術館
(Hiroshima Prefectural Art Museum)1968年に開館した、中国地方初の公立美術館。広島県にゆかりのある作家の作品、アジアの工芸品、1900年代初頭の世界の美術作品を所蔵しています。地元作家としては圓鍔勝三、靉光、児玉希望、平山郁夫、奥田元宋などの作品があり、また国の重要文化財である「色絵花卉文輪花鉢伊万里」や、サルバードル・ダリ、パブロ・ピカソ、イサム・ノグチなど約4
〒730-0014 広島市中区上幟町2-22 -
広島市現代美術館
(Hiroshima City Museum of Contemporary Art)黒川紀章の建築設計で1989年に開館した市立美術館。「Hiroshima MOCA」の愛称を持ち、第二次世界大戦以降の国内外のアートや、「ヒロシマ」と現代美術の関連を示す作品を中心にコレクションしています。丸木位里・俊の「原爆の図」など戦争と原子爆弾の壮絶さを現代に伝える貴重な作品のほか、アルベルト・ジャコメッティ、カレル・アペル、アンディ・ウォーホル、蔡國強、村上隆、イサム・ノグチ、鴫剛、白髪一雄、岡本太郎、横尾忠則、殿敷侃、奈良美智など、国内外の近現代アートの巨匠や注目作家の作品を所蔵作品展として公開。年に数回、作家やテーマごとの特別展も実施しています。美術館の外にはヘンリー・ムーアなどの野外彫刻作品もあり、近隣には広島市まんが図書館も。
〒732-0815 広島県広島市南区比治山公園1-1 -
ひろしま美術館
(Hiroshima Museum of Art)広島銀行の創業100周年記念事業として、広島市の中央公園内に1978年に開館した私立美術館。フランス印象派の作品を中心に、ゴッホやミレー、ドラクロワ、ピカソ、セザンヌ、ロートレック、シャガール、ローランサンなどの西洋絵画と、浅井忠、黒田清輝、藤島武二などの日本の洋画・日本画など約300点を所蔵。展示室は「ロマン派から印象派まで」「ポスト印象派と新印象主義」「フォーヴィスムとピカソ」「エコール・ド・パリ」「日本近代絵画」に分かれています。ひろしま美術館では、館内WiFiを使ってスマートフォンなどでガイダンスが利用できるシステムを導入しています。館内でミュージアムコンサートなどのイベントも開催。
〒730-0011 広島市中区基町3-2 -
ウッドワン美術館
(Woodone Museum of Art)広島発祥の住宅建材メーカー・ウッドワンの寄託作品を展示する美術館。マイセン磁器やアールヌーヴォーのガラス器、中国の清の時代の陶磁器、幕末と明治期の薩摩焼、近代日本絵画など約800点を収蔵しています。また、ルノワールの「花かごを持つ女」や、オークションで6
〒738-0301 広島県廿日市市吉和4278 -
植田正治写真美術館
(Shoji Ueda Museum of Photography)前衛写真からCDジャケット、広告写真などで世界的に知られる鳥取県出身の前衛写真家・植田正治の個人美術館。境港市近くの伯耆町という大山山麓に位置し、建築家・高松伸が手がけた美術館の館内には直径600mmという世界最大規模のカメラレンズが設置され、総重量245キロのレンズ5枚、焦点距離は8
〒689-4107 鳥取県西伯郡伯耆町須村353-3 -
島根県立美術館
(Shimane Art Museum)松江市の宍道湖畔に建つ県立美術館。島根県立博物館の財産を継承して1999年に開館し、「水」を主題とする絵画表現と島根の美術というテーマの下、日本の絵画、19世紀のフランス絵画、現代彫刻まで、6
〒690-0049 島根県松江市袖師町1-5 -
島根県立石見美術館
(Iwami Arts Museum)島根産の赤い石州瓦の切り妻屋根が目印の「島根県芸術文化センター グラントワ」内にある県立美術館。津和野出身の文豪・森鴎外ゆかりの作品として、親交のあった黒田清輝や藤島武二の洋画、石見地方ゆかりの狩野松栄や雲谷等益の日本画のほか、岸田劉生や東郷青児の絵画も所蔵。また、ファッションをテーマに服飾関連資料や関連する現代美術作品も収集しており、世界的なファッションデザイナーである森英恵やイブ・サンローラン、ガブリエル・シャネルなどの衣装のコレクションにも注目です。古代から現代までを横断的なテーマで取り上げる企画展や、それに付随したプログラムやトークイベントなども充実しています。車椅子や杖、ベビーカーの貸し出しも行っています。
〒698-0022 島根県益田市有明町5-15 -
足立美術館
(Adachi Museum of Art)島根県の実業家・足立全康が1970年に安来市に開館した美術館。足立がわずか一代で作り上げたコレクションは、その柱として横山大観の作品を日本最多の130点収蔵するほか、近代日本画壇を象徴する橋本関雪、川合玉堂、竹内栖鳳、上村松園らの作品のほか、北大路魯山人、河井寛次郎の陶芸、平櫛田中の木彫なども収蔵。足立美術館は「日本庭園と日本画の調和」を運営方針に掲げており、美術館の周りに広がる壮麗かつ広大な日本庭園は四季折々の自然の美を表し、海外からも高い評価を得ています。フランスの旅行ガイドブック『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』では同館の日本庭園が、山陰エリア唯一となる三つ星(最高評価。わざわざ旅行する価値がある)を獲得しました。地方でありながら年間50万人を超える来訪者を誇る美術館です。
〒692‐0064 島根県安来市古川町320 -
山口県立美術館
(Yamaguchi Prefectural Art Museum)山口市にある県立美術館。山口県にゆかりのある芸術家の作品に力を入れており、シベリア抑留体験を描いた昭和の代表的な洋画家の1人である香月泰男、豊かな色彩の風景画で知られる小林和作、新しい色彩や空間表現で近代日本画の生みの親となった狩野芳崖、写真家として原爆や政治・環境問題を写し続けた福島菊次郎など、絵画、彫刻、工芸、写真まで幅広く収蔵しています。さらに、室町時代に山口を拠点に活動した水墨画の大家・雪舟や、雪舟の画風を継ぐ戦国時代の雲谷等顔と幕末まで毛利氏の御用絵師として続いた雲谷派の作品も。美術館の周辺には県立図書館、山口県庁舎、山口ザビエル記念聖堂などがあり、文化拠点エリアとなっています。
〒753-0089 山口県山口市亀山町3-1 -
ベネッセアートサイト直島
(Benesse Art Site Naoshima)「ベネッセアートサイト直島」は、直島と豊島(香川県)、犬島(岡山県)を舞台に、株式会社ベネッセホールディングスと公益財団法人福武財団が瀬戸内海で展開するアート活動の名称です。フェリーで直島に上陸してすぐ目に入る草間彌生の「南瓜」などの野外展示や、安藤忠雄監修の「直島国際キャンプ場」、美術館とホテルの複合施設「ベネッセミュージアムハウス」、古民家を生かし宮島達夫などのサイトスペシフィック・アートを展示する「家プロジェクト」、建物のほとんどが地下にある「地中美術館」、安藤忠雄と李禹煥がタッグを組んだ「李禹煥美術館」など、見どころが満載。世界からの注目度も高く、3年に一度の瀬戸内国際芸術祭の舞台の一部にもなっています。
施設ごとに異なる(高松港、宇野港または宝伝港からフェリーを利用)