スイスの美術館(7件)
  • チューリヒ美術館

    (Kunsthaus Zurich)
    museumname
    1787年開館という長い歴史を誇るチューリヒ美術館。後期ゴシック、イタリア・バロックからオランダ絵画、フランドル絵画、フランス印象派、表現主義、抽象絵画に現代のポップアートまで、各時代を代表する巨匠たちの名画が揃っています。特にスイスの国民的画家フェルディナンド・ホドラーやパウル・クレーなどスイス人作家の有名作品が充実。中でもアルベルト・ジャコメッティのコレクションは世界でも他に類を見ないレベルで、本人と弟のブルーノから寄贈された彫刻72点、絵画17点、デッサン62点を所蔵しており、ジャコメッティの幅広い芸術の世界を一望することができます。1910年からコレクションの増加に伴って増設を重ね、現在も新たに大規模な拡張計画を予定。今後も注目し続けたい美術館です。
    Heimplatz 1 8001 Zurich
  • アール・ブリュット・コレクション

    (Collection de L'Art Brut Lausanne)
    museumname
    20世紀を代表するフランス人芸術家のジャン・デュビュッフェの提唱した芸術の形が「アール・ブリュット」。フランス語で「生の芸術」という意味の造語で、特別な芸術教育を受けない人々が技法や様式などの既成概念にとらわれず作り上げた、内的な創作欲求や心の癒しを追求する純粋無垢な芸術作品を指します。デュビュッフェは自身の収集したアール・ブリュットのコレクションおよそ5000点をローザンヌ市に寄贈。それを基に1976年「アール・ブリュット・コレクション」が設立されました。開館以来、収蔵作品や企画展の充実、書籍の出版や国際レベルでのコラボレーションなど積極的に展開し、現在では約1000人の作家による6万点以上の作品を収蔵するに至ります。際立って個性的な作品世界を体験できる美術館です。
    11, av. des Bergieres CH - 1004 Lausanne
  • バーゼル市立美術館

    (Kunstmuseum Basel)
    museumname
    1671年に開設された、世界最古の市民による公立美術館です。芸術がまだ王侯貴族のものだった時代、自由都市バーゼルの富豪商アマーバッハ家の美術コレクションをバーゼル市とバーゼル大学が購入し、一般に公開しました。世界最大級といわれる創設時からのハンス・ホルバイン(父子)のコレクションや、コンラート・ヴィッツ、マルティン・ショーンガウアーなど1400年代から1600年代に活躍したルネサンス期の巨匠たちの作品は、現在も基盤となる重要な作品群です。そのほか15~16世紀のルネッサンス芸術、19~20世紀の印象派、キュビズム、ドイツ表現主義、抽象表現主義、アメリカンアートなど現代の作品まで、西欧絵画の歴史をたどる約700年のコレクションは、数と質ともにヨーロッパ屈指のレベルを誇ります。
    St. Alban-Graben 16 CH-4010 Basel
  • ベルン美術館

    (Kunstmuseum Bern)
    museumname
    1879年に創設、中世から約8世紀に渡る絵画や彫刻作品を揃えるスイス屈指の美術館です。コレクションは絵画や彫刻作品約3000点、素描や写真、印刷物、ビデオなど約4800点に渡ります。特に名高いのは19世紀から20世紀の絵画。ホドラーやアンカーなどスイス出身の作家作品を始め、クールベ、セザンヌ、マチス、ピカソ、シャガール、カンディンスキーなどの名画が充実しています。2005年ベルン郊外にパウル・クレー・センターがオープンし、多くのクレー作品のコレクションは移管しましたが、いくつかの特徴的なクレーの傑作はこちらで見ることができます。
    Hodlerstrasse 8-12 3000 Bern 7
  • パウル・クレー・センター

    (Zentrum Paul Klee)
    museumname
    2005年オープン、ベルン育ちの画家パウル・クレーの作品を専門とする美術館。クレーの全作品のほぼ40%にあたる4000点もの作品を収蔵しています。ガラスとスチールで波打つ3つの丘を表現した斬新なフォルムの建物は、イタリア人建築家レンゾ・ピアノのデザイン。ランドスケープと一体化し自然と調和した外観は、クレーの大切にしていた「Art&Nature」という考え方を尊重したものだとか。この美術館には常設展はなく、年に1度テーマを変えて、膨大なコレクションの中から多角的な切り口で企画展示を行っています。また、数か月に一度内容を変えるクレー以外のアーティストの企画展示も魅力的。別分野の作品とクレーの作品の相乗効果が、アートの視野を広げてくれます。
    Monument im Fruchtland 3 3006 Bern
  • セガンティーニ美術館

    (Segantini Museum)
    museumname
    アルプスの自然とそこに暮らす人々を描き続け、晩年をエンガディン地方で過ごした画家セガンティーニ。セガンティーニ美術館は1908年、彼を称えて同地方の中心都市サン・モリッツに建てられた美術館です。円形ドーム建築が特徴の建物は、セガンティーニが1900年パリ万国博覧会のために構想したパビリオンのデッサンを基に設計されました。セガンティーニの最後の作品で代表作でもあるアルプス3部作「生成(生 )」「存在(自然)」「消滅(死)」や、オット・フィッシュバッハー=ジョヴァンニ・セガンティーニ財団から寄託された油彩画9点と素描画3点の貴重なコレクションなど、世界で最も充実したセガンティーニの作品群が精彩を放っています。
    Via Somplaz 30 CH-7500 St. Moritz
  • ローゼンガルト・コレクション

    (The Rosengart Collection)
    museumname
    ルツェルンの画商アンジェラ・ローゼンガルトのコレクションを展示する美術館。父娘2代に渡って収集した油絵、水彩、素描など、300点以上の作品を収蔵しています。特に充実しているのがピカソのコレクション。ローゼンガルト家はピカソ本人と親交が深く、2008年には旧市街のピカソ美術館で公開していた作品がこちらに移管されました。晩年20年間のピカソ自身の写真やオブジェなどの展示もあります。また、ローゼンガルト家はパウル・クレーの作品収集にも力を入れていたため、クレーのコレクションも豊富です。そのほか、セザンヌ、ルノワール、ミロ、モネ、マチス、シャガールなど近・現代の著名な画家の作品が多数展示されています。
    Stiftung Rosengart Pilatusstrasse 10 CH 6003 Luzern