ポストモダン建築

post modern architecture

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ポスト「post」には「~後の」という意味があり、直訳すると「モダンより後の時代」になります。そのため、ポストモダンとは、近代を指すモダン以降の時代や、近代を乗り越えようとする、脱近代的な考え方の事を表しています。さらにポストモダン建築は、その名の通り1960年以降のモダニズム建築を見直した建築スタイルのことで、モダニズム建築の反対語に位置します。1977年に評論家チャールズ・ジェンクスが「The Language of Post-Modern Architecture」の中で、現代建築の傾向を指す言葉として、ポストモダン建築という語を用いたことから始まっており、彼は一般大衆とのコミュニケーションを意識したデザインを推奨しました。
モダニズム建築が鉄やガラス、コンクリートといった素材を用いて、装飾やデザインではなく合理性を重視したシンプルで直線が強調された建築スタイルであったのに対し、ポストモダン建築では、デザイン性や装飾性を重視しており、曲線的な物が多く、個性的なデザインを要しているのが特徴です。このポストモダンやポストモダニズムという機能主義から逸脱した概念は、1970年・1980年代の建築物以外にも、造形や文化、思想などに取り入れられています。
ポストモダン建築は1980年代に流行し、モダンスタイルより近年の様式とはいえ、ルネサンス様式をはじめローマ建築やギリシャ建築といった古典的な様式が再び建築に取り入れられ、デザインとしては古いイメージを持たせるものも多くあります。古典的なデザインを現代の技術を利用して建築しています。ポストモダンの概念や建築様式は現代でも見られるものの、この用語自体は歴史的な様式を指す語として用いられるだけで建築様式としては、現在あまり使われなくなっています。

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