ピーテル・パウル・ルーベンス

Peter Paul Rubens        
1577年年-1640年年
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国籍
ベルギー
 
ジャンル
アーティスト解説
ピーテル・パウル・ルーベンスはドイツのジーゲンで生まれました。
父親の死後、一家は故郷のアントウェルペンへ戻りました。
カトリック教徒として成長したルーベンスの作品には宗教を題材にしたものが多く、中でもアントワープの聖母マリア大聖堂にある『キリスト昇架』『キリスト降架』は傑作として知られ、日本ではアニメ「フランダースの犬」の最後のシーンに登場する作品としても有名です。
少年ネロは生涯に一度はこの作品を見てみたいと切に願い、念願が叶った後この教会で愛犬パトラッシュとともにそのまま息をひきとるのでした。
ルーベンスは少年ネロとは対照的に画家として大成功を収めます。
スペイン領ネーデルラント君主のオーストリア大公アルブレヒト7世と、大公妃でスペイン王女のイサベルの宮廷画家になり、王宮から厚い信頼を得ていました。
彼はまた画家としてだけでなく外交官としても活躍します。
ネーデルラントとスペインとの12年間の休戦期が終わると、スペイン・ハプスブルク家の君主たちはルーベンスを外交官に任命したのです。
晩年はアントワープに戻り、最初の妻イザベラが死去した4年後の1630年に、当時53歳だったルーベンスは16歳のエレーヌと再婚します。
晩年のルーベンスの作品にはエレーヌを描いたものばかりが残っています。
経歴

    1577年 ヤン・ルーベンスと妻マリアとの間に、ドイツのジーゲンで生まれる。

    1588年 故郷アントワープへ戻る。

    1598年 一人前の芸術家として芸術家ギルドの聖ルカ組合の一員となる。

    1600年 イタリアに行き、ミケランジェロやラファエロなどのルネサンス芸術や古代美術を学ぶ。

    1609年 アントワープを統治していたネーデルランド総督アルブレヒトの宮廷画家として仕える。

    1609年 イサベラ・ブラントと結婚。

    1621年 宮廷画家として仕えていたアルブレヒト大公が亡くなり、大公妃ひとりでの統治のもと、外交官として活躍。

    1628年 マドリードのスペイン宮廷に派遣される。

    1640年 死去。