美術史美術館

Kunsthistorisches Museum
美術史美術館
オーストリア・ウィーンにある美術史博物館。所蔵品は古代から19世紀までのヨーロッパ各地の美術品を収蔵しています。対になる向かい側の建物は自然史博物館。現在は組織上ウィーン大学の一部局です。コレクションを始めたのはマクシミリアン1世。それ以降、歴代の君主が集めた収蔵品が追加され、1659年には、世界初、コレクションの図版入りカタログまで制作されました。美術館は、1872年、フランツ・ヨーゼフ1世の命によって建築が始まりました。完成は1881年(1891年との説も)。ハプスブルク家の栄華がよくわかる豪華で繊細な内装で、世界でもっとも美しいというカフェもおすすめ。建物はまるで宮殿のようですし、階段ホールにはクリムトの壁画を見ることができます。
開館時間
10:00~18:00(木曜は10:00~21:00)
定休日
9~5月の月曜
入館料
大人:15ユーロ、 こども:19歳未満無料 団体:10名以上11ユーロ。
TEL
43 1 525240
URL
http://www.khm.at/ (英語サイトあり)
住所
Maria-Theresien-Platz, 1010 Wien
地図
所蔵作品
ラファエロ・サンティ 『草原の聖母』(1506) ピーテル・ブリューゲル『バベルの塔』(1563) ピーテル・パウル・ルーベンス 『毛皮をまとったエレーヌ・フールマン』(1638) ピーテル・ブリューゲル『雪中の狩人』(1565) ディエゴ・ベラスケス 『青いドレスのマルガリータ王女』(1659) ヨハネス・フェルメール 『絵画芸術』(1667)