カタルーニャ美術館
Museo Nacional de Arte de Cataluna
カタルーニャ美術館はスペインのバルセロナにある国立美術館です。1929年のバルセロナ万博の際に建設され開会式が行われた場所ですが、その後美術館として使われることになり、現在に至っています。宮殿のような特徴的な建物で内部が広大なため、1か月以内ならもう1回入場できるチケットシステムを利用して、再度訪れることがおすすめです。カタルーニャ地方は11世紀から13世紀にかけてロマネスク美術が栄えたことで知られています。美術館内部では、世界遺産にも登録されているピレネー山間部の教会や修道院、聖堂の壁画や祭壇装飾を保存のために移送、再現展示しており、まるで当時の場所にいるかのようです。中でもタウール村のサン・クリメン聖堂やサンタ・マリア聖堂の壁画は圧巻で、訪れる人々を魅了し続けています。
- 開館時間
- 10月~4月:火~土:10:00~18:00、5月~9月:火曜~土曜10:00~20:00、日・祝:10:00~15:00、チケット販売は閉館30分前まで、展示室は閉館15分前に閉室
- 定休日
- 1月1日、5月1日、12月25日
- 入館料
- 一般:12ユーロ(購入日より1カ月以内2日有効)。割引:学生30%引き、家族連れ(大人2名+子供1名)および大家族カード保持者30%引き、一般団体30%引き、教師に引率された児童・学生グループ(予約なし)30%引き、バルセロナ・バス・ツーリスティックもしくはバルセロナシティツアーの利用者20%引き。無料:16歳以下、65歳以上、教員免許のある教師、教師・教授に引率されている児童・学生グループで事前予約済みの場合、ICOMメンバー。
- TEL
- 34 93-622-0376
- URL
- http://www.museunacional.cat/ca http://www.museunacional.cat/en(英語) http://www.museunacional.cat/en/node/340(日本語)
- 住所
- Palau Nacional Parc de Montjuic, Barcelona
- 地図
- 所蔵作品
- 「キリストと十二使徒の祭壇前飾り」(12世紀初頭)「全能のキリスト」(1123年頃)フラ・アンジェリコ「謙虚な聖母マリア」(1433-1435年)パブロ・ピカソ「帽子と毛皮の襟飾りを纏った女」(1937年)