サーペンタインギャラリー

Serpentine Gallery
サーペンタインギャラリー
サーペンタインギャラリーは、1970年、英国芸術評議会によって開設されました。ちかくにはサーペンタイン・レイクがあり、それが名前の由来になっています。建築は1934年築の喫茶店兼東屋(ティー・パビリオン)を再利用しました。外見もそのままなので、見ているだけで歴史に浸れます。オープン当初は資金面において苦しく、夏場のみ開館していました。1986年にジュリア・ペイトン・ジョーンズが管長に就任すると、展覧会の企画や施設の改善に力を入れ始めます。また故ダイアナ妃が巨額の資金を援助。現在は多様な展示会を行なっています。展覧会の中心は、マン・レイやヘンリー・ムーア、アンディー・ウォーホルなど20世紀以降のアーティスト。最近は杉本博司にダミアン・ハースト、レイチェル・ホワイトリードやダグ・エイケンなど、比較的若手のアーティストによる展覧会も組み込まれるようになりました。展覧会開催時には、美術家・美術評論家・建築家らによる講演を行ったり、児童向けのワークショップやギャラリーツアーにも力を入れています。2000年以降は夏場、美術館の隣に仮設カフェ「サーペンタイン・ギャラリー・パビリオン」を設置するため、気鋭の建築家に依頼。これにより、日本人では伊東豊雄氏が海外での注目されるきっかけとなりました。
開館時間
火曜日ー日曜日及び銀行休業日 10:00- 18:00
定休日
月曜日
入館料
無料(展覧会によっては有料あり)
TEL
44 20 7402 6075
URL
https://www.serpentinegalleries.org/
住所
ensington Gardens, London W2,
地図
所蔵作品
2000年以降毎年、隣接の草地に夏季限定の仮設のカフェ兼休憩所「サーペンタイン・ギャラリー・パビリオン」を当代一流の建築家に依頼して設営しています。これまでにさまざまな建築家が構造設計事務所「アラップ」との共同作業でパビリオンを建てていて、特に伊東豊雄はこれが海外での注目のきっかけとなりました。