ティッセン=ボルネミッサ美術館
Museo de Arte Thyssen-Bornemisza
ティッセン=ボルネミッサ美術館は、1920年代にドイツの鉄鋼財閥ティッセン家とハンガリー貴族ボルネミッサ男爵家の傍流だったハインリヒ・ティッセン=ボルネミッサ男爵が買い集めたものが基盤になっています。その後、息子のハンス・ハインリヒ・ティッセン=ボルネミッサ男爵が近現代の作品にも目を向けてコレクションに加えていきました。ティッセン=ボルネミッサ男爵家の個人コレクションは、英国のエリザベス女王のコレクションに次いで世界第2位といわれています。男爵は1985年に元ミス・スペインのカルメン・セルベーラと結婚しましたが、それにより将来自分のコレクションをスペイン政府に譲渡することを決められました。1992年にオープンした当初は委託展示でしたが、翌年にはスペイン政府が全作品を買い取っています。
- 開館時間
- 常設常設展: 月曜:12:00~16:00 火曜~日曜:10:00~19:00 特設展: 展覧会による 毎週土曜日、特別展は開館時間延長:10:00~21:00
- 定休日
- 1月1日、5月1日、12月25日
- 入館料
- 一般:12 € 割引料金:8 € 無料:月曜12:00~16:00 美術館共通チケット「パセオ・デル・アルテ・カード」(プラド美術館、ティッセン=ボルネミッサ美術館、ソフィア王妃美術館):定額29,60 €
- 無料開放日
- 入場無料:月曜12:00~16:00(MasterCard後援)
- TEL
- 34 90 2760 0511
- URL
- http://www.museothyssen.org/en/thyssen/home (英語ページあり)
- 住所
- Paseo del Prado 8, Madrid
- 地図
- 所蔵作品
- カラヴァッジョ《アレクサンドリアの聖女カタリーナ》(1598) レンブラント《二連チェーンネックレスと帽子を被った自画像》( 1642-1643) ピーテル・パウル・ルーベンス《聖家族と聖エリサベツと洗礼者ヨハネ》(1618) ギュスターヴ・クールベ《サントーバン=シュル=メールの浜》(1867 マルク・シャガール《灰色の家》(1917) エドワード・ホッパー《ホテルの部屋》(1931) ロイ・リキテンスタイン《浴室の女》(1963)