無題(トライアングル)

Untitled (Triangle)

キース・ヘリング

作品解説
『無題(トライアングル)』はキース・へリングの1988年の作品です。逆三角形の一際大きなこの作品は女性の子宮を表しているように見えます。彼は80年代後半から児童福祉やエイズ・HIV予防啓発活動に従事しており、自身は31歳の若さでエイズにより亡くなっています。それまでに彼は4度来日し日本に貴重な作品を残しています。『無題(トライアングル)』も日本で見ることのできる作品の一つで、他の簡潔なドローイングの作品に比べ複雑な構成となっていて、色もカラフルです。彼は美術館での作品展示を目標としており、『無題(トライアングル)』はそれに向けて製作していた作品であると考えられます。
制作年
1988年
素材/技法
記載なし
制作場所
ニューヨーク
所蔵美術館
    中村キース・ヘリング美術館
ジャンル