切腹女子高生

Hrakiri School Girls

会田誠

作品解説
「切腹女子高生」は会田誠による作品で2002年に制作されていました。この作品はミニスカートにルーズソックスという出で立ちの女子高生が笑顔で切腹をしている情景を描写したものです。中には内蔵がむき出しになっている少女もおりグロテスクなはずの場面とは裏腹にまるでダンスをしているかのような軽やかさがあります。この作品に関して作者である会田誠は「少女の無垢性や処女性というより、ちょっと汚れた渋谷のギャルたちの退廃的な雰囲気を、さらにちょっとひねって表現したような作品。時代的な風俗っていうんですかね、そういったものを描くのが目的でした。」と語っています。
制作年
2002
素材/技法
アクリル絵具、ホログラムフィルム、透明フィルムに出力
制作場所
日本
所蔵美術館
    渡井康之介氏
ジャンル