バルダッサーレ・カスティリオーネの肖像

Portrait of Baldassare Castiglione

ラファエロ・サンティ

作品解説
バルダッサーレ・カスティリオーネはロンバルド地方出身の貴族。イタリア・ルネサンス最盛期の外交官及び作家で、『宮廷人』の著作で知られています。この本は長い間、社交術や教養を説いた本として、ヨーロッパ上流階級にとっての模範書とされてきました。そのカスティリオーネとラファエロは親密な関係にあり、それを以ってカスティリオーネが持っていた理念や思想を、ある理想像として肖像画の中に描き込みました。この絵は、ルーベンスがマドリッドで、レンブラントが水彩で模写をしたといわれていて、それぞれの画家の自画像作成に大きな影響を与えたとされています。
制作年
1514から1515年ごろ
素材/技法
キャンパスに油彩
制作場所
ローマ
所蔵美術館
    ルーブル美術館