メデューサの頭部

Medusa

ピーテル・パウル・ルーベンス

作品解説
恐ろしい形相をした『メデューサの頭部』はピーテル・パウル・ルーベンスが1617年から18年頃に手がけた傑作です。英雄ペルセウスによって切り落とされた、見る者を石にしてしまうと恐れられていたメデューサの頭部です。メデューサの首が戦いの女神アテネに捧げられたとされる神話も存在することから武具のシンボルにもされてきました。おどろおどろしく描かれた蛇たちは、首を切り落とされてもなお動いている様子が見て取れます。目元は血まなこが走っておりメデューサの凄まじい怨念が感じられます。またメデューサの首元の血も写実的に表現されており、見る者の視線を引きつけます。
制作年
1617-1618年頃
素材/技法
油彩、キャンバス
制作場所
アントワープ
所蔵美術館
ジャンル