竹林七賢図

Bamboo grove seven wise men view

曾我蕭白

作品解説
《竹林七賢図》は三重県多気郡明和町の旧家永島家に描かれた襖絵です。全部で四十四面あるのですが、そのうち8面にこの《竹林七賢図》が用いられています。墨一色にも関わらず、竹に積もる柔らかい雪や、衣にかかる雪と、まったく質感の異なる雪を表しているのです。そして、見るものの視線は、雪の重みで垂れる竹が誘っています。後ろ向きの人物の進行方向や、談笑する五人の人物の配置、高士の手にする杖などへと、全てのモチーフに竹が指針を示しているのがわかりますでしょうか。自由奔放といわれる画風だけが蕭白ではありません。この、細かく計算された画面構成も注目すべき点といえるでしょう。
制作年
制作年不詳
素材/技法
紙本墨画
制作場所
三重
所蔵美術館
    三重県立美術館
ジャンル