群仙図屏風

GunSen figure screen

曾我蕭白

作品解説
『群仙図屏風』は右隻と左隻に8人の中国の仙人たちが描かれています。この中でもっとも有名なのが、左隻のもっとも左端に描かれている西王母(せいおうぼ)でしょうか。まるで娼婦のような顔をしていますが、彼女は長寿の象徴といわれています。使われているのは、良質の岩絵具と金。赤と青、そして黄色が派手なのは、長崎で取り扱っていたという同時代の中国の絵に影響されたのだとか。そこに黒白のモノクロが入ってくる遊びが蕭白らしいですよね。
制作年
1764年
素材/技法
紙本著色
制作場所
日本
所蔵美術館
    文化庁
ジャンル