羅馬之図

Paint of Rome

竹内栖鳳

作品解説
『羅馬之図』は、ヨーロッパへ視察旅行に行った栖鳳が、帰国後、思い出に残るローマ遺跡を六曲一双の屏風に描いた作品です。セピア色が、ローマ遺跡の古さと彼自身の思い出と重なって、なんともいえない味わいを醸し出しています。西洋の風景を日本画に溶け込ませた、栖鳳ならではの記念的な作品といえるでしょう。
制作年
1903年
素材/技法
絹本着色
制作場所
京都
所蔵美術館
    海の見える杜美術館
ジャンル