薫風遊鹿図

竹内栖鳳

作品解説
気高い眼差しの鹿が印象的な『薫風遊鹿図』。景色はモノトーンですが、手前の方にある草はしっかり色をつけていて、その対比がさすが栖鳳といった作品です。栖鳳はそれぞれの作品を手がける際、「写意」を意識していましたが、それが見事に現れた作品といえるでしょう。
制作年
1898年
素材/技法
絹本着色
制作場所
京都
所蔵美術館
    海の見える杜美術館
ジャンル