幻の華
草間彌生
作品解説
「幻の華」は松本市美術館の入り口前に設置されたオブジェで、松本市美術館のトレードマークとも言える存在です。松本市美術館の開館時に製作されました。水玉模様とうねるフォルムが印象的な5本のチューリップで、高さ10メートル、幅18メートルに及び、草間の野外彫刻作品としては世界最大のものです。松本市美術館は草間彌生の出身地松本の美術館で、草間作品を多数展示しています。美術館の外観がすでに草間を特徴づける赤のドットで覆われており、入り口ロビーには観客を出迎えるかのような彫刻「考えるかぼちゃ」の展示も。「わが永遠の魂」が並ぶ常設展示室、中庭の黄色いかぼちゃのオブジェ「大いなる巨大な南瓜」など、草間彌生が満喫できる美術館です。
制作年
2002年
素材/技法
立体作品
制作場所
日本